コウドウをカタチに

考えるだけではなく行動するために

仕事で返信が早いのは良い事なのだろうか

メールなどの返信が早い事は、とても素晴らしいし評価すべきことだと思う。
私も対応してもらうなら、レスポンスの早い人が良い。
ただ組織と個人では違いがあり、その返信のスピードに関しては問題もあるのではないかと考えて少しまとめてみました。

返信が早いということ

返信が早い人は、頭の回転も速く、やり取りがスムーズだ。
ただ反応が良いだけではなく、その回答の内容も重要になる。
そういった人は、社外でも評価され、お客さまも増える可能性は高い。

 

個人単位ではメリットが大きい

返信が早いという事は、対応する人を待たせないので、
聞きたいときにすぐに回答がもらえるという点においては、
連絡した人にとっては、ストレスを感じさせない対応と言える。

個人単位で考えると、対応が早いことはメリットが大きい。
対外的にも内部的にも評価は高くなる。
※前提として、回答が的を得ていればの話

 

その反面デメリットもある

返信がいつも早い場合は、少しでも遅れると連絡した人は不安になり、
ストレスに感じることが出てくる可能性もある。
また本人もすぐに連絡できなかったというストレスを感じるようになる。
これが一番怖い。
実際、対応は遅くなくても遅いと感じてしまうのが人間の心理的な性ではないだろうか。
そうなってくるとメールの返信だけで、業務時間内の対応が終わってしまうというケースも稀ではない。
そして残業から抜け出せなくなる。

 

特に組織的に考えてて、
それは本当に良いことなのだろうか

一人の優秀な人材に引っ張られている企業は、
その人材を失うと影響力は大きい。
今までは、連絡をするとすぐに返信があったのに、
担当者が変わって、その反応が少しでも遅くなるとそれはストレスになる。
しかも常識的に考えて、そこまで回答するのが遅くないにしてもだ。
これは前述した個人単位でも同じ問題だ。

一度、良い体験をした人は、次もその良い体験を求めてしまうという人間の心理がつきまとう。
そう考えると実際は、通常よりも良い場合でも悪くなったという印象を受けやすい。


組織として、人によってムラがあるのは、好ましくない。

 

質問の性質を理解して対応する

優秀な人に対して、無理に他のレベルに合わせるのは、
単に優秀な人材を普通の人にする作業になるので好ましくない。
では、どうしたらよいのだろうか。

質問してきた人にとって、緊急、通常、急ぎでない場合のケースはある。
その見極めを行い、常に100%の力で回答するのではなく、相手の優先度に合わせて、
返信のスピードはもたせればよい。

しかし、その判断は、個人に委ねられるため、
結局、いつも素早く返信しているという結果になる可能性もあるが、
優秀な人材には強制ではなく成果を出しているのであれば
地道に理解してもらうことが必要だと思う。

人はいきなり変われない、
ただ周りを信頼して、それが会社全体として良い方法と思えば、
そこに意識をシフトさせて、考えることで、対応に関する組織としての
バランスも保てるのではないだろうか。

全てを統一するのではなく、常識的な速さの統一を行い、
その中で、違いを出すことに意識することも必要になってくる。

何事もバランスを考えて行動していくことが重要に感じます。