コウドウをカタチに

考えるだけではなく行動するために

忙しい状況を改善するための3つの方法

暇よりかは、忙しくするのは仕事をしている上でとてもいいことだと思います。
でも、それを休みの日や業務時間外にやらなくてはいけなくなるのはなぜか。
そもそも忙しいというのは、キャパシティ(以降、キャパ)オーバーで自分はもうキャパオーバーでどうしようもありませんといっているようなものだと思う。
なぜ前向きにやろうと思えない割り切れないような「負の忙しさ」を作っているのか。
少し長くなりますが自分の体験に基づいて考えてみました。
(自身が経験してきたWeb業界で考えたので若干愚痴っぽくなりますがご了承くださいw)

1.目標がはっきりしていない

どこまで利益をあげれば会社としてよいのかがはっきりしていない
だからどこまで頑張ればいいかわからない

2.自分のキャパ、会社のキャパを理解できてない

キャパオーバーが忙しさの原因であれば、完全にそのキャパを理解できていない状態。
またオーバーした際の回避策を考えていない状態と思う。

3.次の仕事への影響を考えた保身から

これが個人的には大きく感じます。
一回断ると他に相談し、今後相談自体がなくなるのではないかという恐怖から詰め込んでしまう。
そうするといろいろなものが詰め込まれてしまい重なり大変になる。
本当は1つに集中する時間をとりたいところだが、そうもいかず2の状態を繰り返す

1~3に対しての解決方法として

【1に対しての解決策】目標をたてる

当たり前のことですが、ここまで達成したら採算が取れるというベースをはっきりさせる。
会社としても目標を明確にする。
ただバカみたいに前期は4億円くらいで根拠もなく今期は8億円にしますというような目標は逆にやる気をなくすので、気をつけたい。大きな目標であれば、マイナス面だとしても根拠が必要。
また、会社としてかかっている経費などの支出部分も出来る限り社員と共有することでコスト意識も高まる。
そういった教育も含めてやっていくことが会社としても重要と考える。

【2に対しての解決策】キャパオーバーの回避策を考えておく

◎外部のパートナーに依頼する方法

こういった内容はパートナーに任せるというルールを考えておく。
パートナーに依頼するという裁量は基本的にやりとりをしている制作を理解したディレクターなどに一任することが望ましい。
※できるディレクターだけではないので売上の何割かは決めておき、それを超える場合は上長に相談するというルール決め程度が良いと思う。

◎社内的な調整方法(数名のチームがあれば)

社内だとしてもこの人はこのくらいまでなら許容量があるという具合にタイプを事前に把握しておく必要がある。
ここが重要で人によってそのキャパはそれぞれなので、できる人を中心に考えると偏りが出ておかしな自体になる。
キャパが少ないと思う人には少し頑張ったらできるくらいの作業量にし、できる人には少し余裕を持たせるくらいの作業量にするとできる人が最悪フォローに回ることもできるので、そういった社内的なバッファを調整してバランスをとることが個人単位で 極端に仕事をかかえたりするという差をなくす方法だと思う。

【3に対しての解決策】断る勇気をもつ

これは一般的な定説でよく言われることだけど実戦できる会社は少ないと思う。
会社の状況によっては、そんなこと考えている余裕のない会社は対策は何も講じれないと思いますが、ただ比較的売上もある状態であれば、「断る」ということも大事だとは思います。

バランスも見ないで何でも請けて、人の状況を見ないで仕事を割り振るのをディレクターというのであれば、そんな楽な仕事はないですが、そういったディレクターっぽい人は結構業界内にいると思います。(多分自分では気づいてないと思いますが・・・)

考え方としても無理にやっても自身のクオリティ(質)を落とすだけで、逆に信頼を徐々に失っていくと思います。
また忙しくなるとチャレンジする気持ちもなくなるので、変わりばえのない納品物ができてしまいます。

会社内であれば尚更で、個人が多くを請け負う必要はなく、それに対する対価や評価があれば別ですがないのであれば、 それは会社の売上になるだけであって、何も個人のメリットにはならないと思うので。
一生その会社にいようと思っているから頑張っていると思っているかもしれませんが、
この業界10年後、20年後は保障されていないので体を壊して使い捨てにされるようであれば、
今、自身ができる状態で意見が言えるときにきっぱりと言うことが大事なことだとは思います。

そうやって本当に信頼できる会社やお客様と一緒にいいものを作っていけることが
制作者としても幸せですし、会社としても幸せだと思います。

Webの業界の場合、いつもの仕事は1年後には技術革新されて使えないということが極端な話しあると思うので、先を見据えて技術的な部分やサポート体制は、最高レベルにするなど、そのために会社としてのブランドを確立させる事が重要と思います。 個人だとしても同じことが言えると思います。

自分は主にこの3つの事がうまく行っていなかったので、
今は比較的明確にすることで売上も大きくは落とさない感じで、
帰りも早くなり、メリハリもついたと感じます。
それによって家族の時間もでき、余剰の時間で自分のための勉強も出来ます。

ただ、それでも忙しいと言いたいときもある。
人間だから「頑張ってるね」とか「すごいね」という承認されたい気持ちはあるから(笑)
本当に忙しいときはそれを言ってもらって少し割り切ってるところもあると思う。
でもそれは本当に忙しい人だから、そんな人には「忙しい」を言わせてあげて欲しい。
忙しいとは「心」を「亡」と書くように「心を亡くした状態」だと本当に思う。
よく5日間も会社にこもって仕事して(軟禁状態ですが・・・)、毎日年間通して夜中の2時、3時に帰ってたら、まぁ心亡くしますよね・・・
自分もそういった状況だったので、本当に頑張っている人に対しては、忙しいと言っている時は、
「頑張ってるね」「大変だね」と同意の上で、ちゃんと聞いてあげることが大事だと思います。

今回はかなり長編で書きましたが、これは個人が変わればいいという問題ではなく業界の問題や会社の問題もあると思います。
ただ何もしなければ何も変わらないので、ひとりひとりが気に止めて改善するために行動することが重要と思います。